2016年10月12日水曜日

ヒッグス粒子が知りたい1

ヒッグス粒子が知りたい1


たとえば、水分子を分解していくと最終的に
クオーク、電子などの素粒子(物質の最小単位)
になります
http://photonterrace.net/ja/photonlab/ohsuka/01/


素粒子を理解すると、
物質や宇宙が理解できるようになります
物質は、物質粒子と力を伝える粒子で
なりたっています

物質世界を作り上げている素粒子(17種)には
3つのグループがあります
1.物質を構成する素粒子 12種
クオーク、レプトン
2.力を伝える素粒子 4種
光子、グルーオン、ボゾン

3.質量を与える粒子 1種
ヒッグス粒子


https://www2.kek.jp/kids/class/particle/class01-10.html



そもそも
 ・138億年前:無からトンネル効果で宇宙(時空)ができました
・100億分の1秒後:素粒子が光速で飛び回りました。この時素粒子には質量がありませんでした

続いて、相転移が起こり、ヒッグス粒子が真空を満たしました
光子以外の殆どの粒子はヒッグス粒子にまとわりつかれて、光速で飛べなくなりました。

これが質量の始まりです

ヒッグス粒子は変わり種で
空間のいたるところにあって、
粒子に質量を与え、宇宙に秩序を生み出す粒子
であり、神の粒子と言われていましたが
なかなか見つかりませんでした

2012年7月4日、スイスのCERN実験装置で
日本科学者の協力のもと
ヒッグス粒子の痕跡が発見され
標準理論(17種類の素粒子)の正しさが
立証されました

2013年、ヒッグス粒子を予言した英国の
ピーター・ヒッグス博士にノーベル賞が贈られました


「質量の無い素粒子に
ヒッグス粒子がまとわりつくと
その粒子は質量を持つ」
と説明されています
http://d.hatena.ne.jp/lhcatlasjapan/20120618/1339977577

理解の方法として
ヒッグス粒子を雪の結晶に例えると
わかりやすくなります

銀世界の雪山はヒッグス粒子でいっぱいの
空間(ヒッグス場)です

無数の雪の結晶がヒッグス粒子です

雪の中を進もうとすると
雪から受ける抵抗が質量なのです
http://gigazine.net/news/20131009-what-is-the-higgs/


さて、ヒッグス粒子の発見ものがたりで
粒子を理解しましょう

お好きな動画から見てください

1.宇宙の起源 謎の素粒子発見成るか!
2012年 コメンテーター徳宿克夫
2016.5.15公開  0:43
2.ヒッグス粒子 ほぼ発見のニュース
2012.7
2012.7.5公開   0:09

3.サルでもわかるヒッグス粒子
2013.10.03公開   0:13

4.ヒッグス粒子の探索 科学者の奮闘
NHK クローズアップ現代
ヒッグス粒子発見には日本の技術が必要でした
2016.5.10公開  1:26  

5.ヒッグス粒子で探る宇宙の始まり
-今、歴史の証人になろう
講師: 浅井祥仁氏
(東京大学 大学院理学系研究科
 物理学専攻 教授)
2013.12.15 公開        1:00


6.質量の起源を知る
-ヒッグス粒子発見のインパクト-
 素粒子原子核研究所 所長 徳宿克夫
2013年 日本物理学会科学セミナー
          1:03


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