東京大学に学ぶ6
ニュートリノ質量発見の意義
東京大カプリ数物連携宇宙研究機構長
1.
梶田さんが
ニュートリノに質量があることを
発見した意義は?
3年前に、
質量の起源であるヒッグス粒子の発見で
素粒子の世界を説明する
「標準理論」が
実証された
この理論ではニュートリノに質量が無いと
考えられていた
ニュートリノ質量の発見は
標準理論だけでは
素粒子の世界を説明できないことを
初めて示した
2.
この先わかること
「なぜ我々が宇宙に存在するか」
の根源的答え
宇宙が誕生した直後(128億年前)
物質と反物質の数は同じだった
物質と反物質は出会うと
光に変わって
生滅する
物質と反物質のバランスが
100億分の1だけ崩れ
その結果
物質が残った
我々が存在している
ニュートリノの研究により
この謎が
解けるかも知れない
3.
素粒子や宇宙の研究の意味
人間は
「自分たちがどこから来て、
なぜここにいて、
どこに向かおうとしているのか」
という問いに答えたい
不思議な生き物
フランスの哲学者
パスカルは
人間を
「考える葦」と例えている
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