2017年8月23日水曜日

言葉にしないと伝わらない

言葉にしないと伝わらない

例えば夫婦の間でも
しぐさや態度(ボディーランゲージ)
だけでは真意が伝わりにくい
ましてや普通の人間は
テレパシーで伝わらないでしょう
この「伝わらない問題」に
皆苦労しています

ところが
幸せのアドラー心理学では
「言葉にするから真意が伝わる」
と教えています

この「伝わらない問題」を
主に、野田俊作「勇気づけの方法」創元社
等をもとに考えてみます

特に日本人は、黙っていてもわかりあう関係が望ましいと思っています
言わなくても して欲しいことをわかってくれていて
実行してくれて当然だと
思っています
これは日本の文化でしょうか?

しかし人間(ホモサピエンス)には
人種差 個人差 性差(男女差)年齢差
があります

夫婦と言えども
違う家庭と文化と肉体と感性を担って
来ているので
同じことを違う意味に理解してしまって
同じレベルでわかりあうことは難しい

一般に女性は、男性に「気づいて欲しい」と
思っているし
男性は、言われなければわからない
ということが多い

これは男女の脳の構造の違いに
あるのでしょうか?

しかし人間は「あるもの、持てるものを
存分に生かして使わなくてはいけません」
足らないなら足らないなりに・・

そこで
伝えたいことを冷静に感情を使わずに
理性的に
相手が理解できるような
言葉で言うことが
必要になって来ます

それには
言葉による伝え方のトレーニングが
必要になってきます
特に して欲しいことを要求したり
不都合なことを断る言葉が難しく
これは訓練をしなければできません

たとえば 先ず
「忙しいとは思うのですが」
と相手の今の状況を認め
「・・・してくださるとうれしいのですが」
「・・・助かるのですけれど」
と仮定文的依頼にすると良い

これをアドラーは「主張的な頼み方」
と言っています

実行するには気恥ずかしさが伴いますが
それを飛び越える勇気を持ちましょう
この小さな勇気で
「伝えらない問題」の解決です

幸せな夫婦になりますよ!


野田俊作「勇気づけの方法」創元社

2017年8月21日月曜日

夫の問題行動と妻の怒り

夫の問題行動と妻の怒り


夫の問題行動(夫の帰宅が遅い)と
妻の怒りについて
野田俊作著「劣等感と人間関係」創元社
により
考えてみます
 
アドラー心理学では
すべての悩みは対人関係の悩みだ
と言っています

たとえば
夫が深夜遅く帰ってきたとします
仕事の付き合いではしご酒を
したのかもしれません
妻は夫に「今頃まで何していたの!!」と
激しく怒ります

怒り、恐れ、悲しみという
陰性の感情には
妻にとっていい方向に変化させようという
目的があります

そこで
夫が気づいて、すまなかったと素直に謝り
次の日から帰宅が早くなれば
健康な夫婦関係が保てます
最も望ましい解決法です

しかし
夫が妻のことが恐くなったり、
嫌いになったとします
そして夜遅い帰宅が繰り返され
問題行動が持続したとします
この時の妻の行動(怒り)を
「偽解決」
といいます
悪循環が起こり
問題行動が持続することになります

                  野田俊作著「劣等感と人間関係」創元社

これは

不健康な人間関係です

この悪循環から脱却するには
相手役である妻の偽解決努力(怒り)を
やめなければなりません
これは、妻の優れた戦術だと思います
妻は怒るかわりに
少しの勇気を持って
「早く帰ってきて欲しいの。一人で待っているのは寂しいから。」というのです
夫はそんな妻を愛しいと思うでしょう
妻と夫の関係が競争の関係、縦の関係にある場合は
妻は「そんなこと悔しくて言えません」
となります

そうではなく、
妻が横あるいは下から理性的にお願いして
夫がよく聞いてくれたとすれば
たちどころに
妻の怒りもなくなってしまいます
しかもこれは
妻が負けたことにはならないのです

クルム伊達公子さんも言っています
「強さとは
負けることを 恐れないこと」

さて!
ここで私が気が付いたことがあります。
前記の図で、立場を入れ替えてみれば
妻の怒りが問題行動で
夫の遅い帰宅が偽解決になるでは
ありませんか

世の夫よ
妻が可愛いなら
夫の偽解決行動(遅い帰宅)を改めて
解決しようではありませんか?
少しの勇気があればいいのです。

「かわいそうな僕、私」「悪いのはあの人」
では悪循環(不健康な関係)はなくならない

大事なのは
「今この状況で、まだなお自分にできること
があるはずだ」
と考え、ちょっとの勇気で行動できれば
夫婦は
健康な対人関係に戻れるはずです。
「過去と相手は変えられない
だけど
未来と自分は変えられる」
ー作者不詳ー
と言われていますからね



参考
野田俊作著「劣等感と人間関係 アドラー心理学を語る3」創元社




2017年8月17日木曜日

父から教わったこと

父から教わったこと
「農業は贅沢な仕事」

はざ木 仲田大二

昭和20年代
小学1年生の頃だった
戦後間もなくの頃で
世間は食料に事欠いていた時代だった。

直江津港のドッグ 仲田大二

新潟県直江津町港町の
自宅から歩いて30分程の所で
まだ30代の父は素人農業をやっていた
彼は小学校教員だったので、
農業の技術はそれほど高くなかった。

ある時
小生を連れて農園へ行く道すがら
「世の中で農業が最も贅沢な仕事なんだよ」
と話してくれた。

その当時は
よく勉強していい大学に入り、
いい会社に入れば
幸せな生活が送られる
という風潮の時代だった。

父は何でそんなことを言うのだろう、
と思った。

中、高、大、院と進み

東京の化学会社の研究所に入り
たいした出世もせず定年まで勤めた

今、定年から15年近くたち、
父母が残してくれた故郷の小さな土地を
「アートファーム・ナカダ」と
名づけ、知人の助けを借りて
素人農業2年目に入ったところです


最近
父の言ったことばの意味が
わかりかけてきたような気がします。


600万年前に
アフリカ大陸で
人類はチンパンジーと別れ
250万年前に
ホモ・エレクトス(北京原人、ジャワ原人)が現れ、
その後絶滅した。
アフリカに残っていた種族から
20万年前にホモサピエンス(現人)
として出現した
10万年前にアフリカ大陸から移動を始め
世界の大陸へ広がった

金髪や白い肌に変わったものがいるが
20万年前には全員黒かった
つまり
「人間皆兄弟である」は
生物学的に正しい
長谷川眞理子

人と農業の出逢いは
紀元前8500年頃
中東の肥沃な三日月地帯
(エジプト、イスラエル、トルコ、イラク地区)
で
自然から採集していた穀物を
徐々に栽培するようになっていったことで始まった。


彼らは単純に

その年一番良かった作物の種を保存し
翌年の収穫のために蒔きはじめた
われわれアートファームも
これと同じことをやっています

その後 石器時代、青銅時代、鉄器時代と
農具は進化し
世界人口の80%が農業に従事するようになりました

18~19世紀になると

鍬などの農具、馬による動力化など
農業の技術革新がおこった

農業の生産性が上がり、産業化し

逆に農業人口の割合は
1900年40%となり、
2000年2%と下がった

1900年~2012年の間に

人口は16億から70億人に増加

1700年に陸地面積の7%が農地だったのに
今日40%に増えてきた

農業の歴史は約1万年あった訳で

その間
農業は人間のDNAに刷り込まれて来た
はずである

たんじゅん農業(炭素を循環させる農業)

を始めて思うことは
天と地と植物はすばらしい、ということです
http://tadnakada2.blogspot.jp/2016/03/blog-post_8.html

http://ecohouse.ac/common/ecohouse/column/chikyu-tanso-jyunkan.asp


38億年前の生命誕生の後
シアノバクテリアが
獲得した光合成能力が進化して
植物は
太陽の光のエネルギーで
水と炭酸ガスを原料に
地中のミネラルと微生物の力で
有機物(炭水化物)を創り続けている

植物は天地の恵みです。 何というありがたさでしょう

父は

「世の中で農業が最も贅沢な仕事なんだよ」
といいました

人間は太陽、地球からの

恵みを受けているだけです
何という贅沢さでしょう
感謝あるのみです

最近思う事を書きます


・農業は自然との関わりが最も多い仕事です
自然を肌で感じることができます
天地にある見えない「気」を感じさえします

・農業は自然相手の芸術と言えます
アートファーム、ネーミングの由来です

一方 ・農業は地球環境の変化の影響を受け
気象の現れ方も毎年違います
・従って
作物の結果は毎年違ってきます

・畑仕事は人手が要り
独りではつらい仕事です

・農業は夫婦二人が楽しく営める
最も贅沢な仕事だと思います


・日と風と緑と鳥のさえずりが癒しを
与えてくれます











2017年8月11日金曜日

幸福になるための心理学

幸福になるための心理学

岸見一郎「人生の意味の心理学 アドラー」
 NHK「100分de名著」
より

参考



1.人生を変える逆転の発想
人生はシンプル

・原因でなく目的が現状を作っている:目的論
人生はすべてあなたが決めている
cf.外に出たくないから不安

・自ら無意識に意味づけた主観の世界に生きている
トラウマの否定
トラウマ(過去のせい)だと意味づけしている
意味づけした方が楽だから

・ライフスタイル(意味づけした世界観)を変える
意識化し意味づけを変える⇒未来は変えられる
変える勇気が必要


2.自分を苦しめているものの正体

・誰も優越性を追求している
しかし今の自分は好きになれない

・劣等感
理想の自分と現実の自分のギャップ

・劣等コンプレックス:劣等感を言い訳に使っている
AであるからBできない
人と関わって傷つくことを恐れている

・優越コンプレックス:自分を実際より優れているように見せようとする
他者からどう見られているか、気にしている
価値低減傾向:他者を低め自分の価値を上げる

・普通であることの勇気を持つ
そのままの自分を認め、そこから始める
劣等感をプラスに生かす

・競争せずに平面を歩く



3.対人関係を転換する

・すべての悩みは対人関係の悩み
人は一人では生きられないし、相手役がいる

・自分を認めてほしい:承認要求
世界の中心に自分がいたい、認められたい
⇒甘やかされた子供に多く他人に依存する人になる
cf.おねしょ
褒められなければやらない

・怒りの感情は相手を支配したいため
縦の関係、破壊的

・課題の分離が重要
誰の課題か考える
他者の課題に踏み込まず、
自己の課題に取り組め
他人の課題はコントロールできない

人間は自分の運命の主人公である
人間は自分自身を描く画家である

ひとは変えられないが自分は変えられる
対人関係のカードは自分が持っている

人生はgive & give



4.自分と他者を勇気づける

・共同体感覚
人は全体の一部であり、全体と共に生きている
他者を仲間と見、そこに自分の居場所がある
共同体:家族から宇宙まで

1.自己受容:ありのままの自分を受け入れる
「大切なのは何が与えられているかではなく
与えられているものをどう使うかだ」
短所を長所に置きかえる

2.他者貢献:自分は役に立っている

3.他者信頼:他者は仲間である


勇気くじき:だめなことばかり指摘し、引き算する

勇気づけ:「ありがとう」
⇒貢献感と価値があると感じられる
⇒自分が好きになるし勇気が持てる

良い対人関係は対等の横の関係
⇒褒めない、叱らない、怒らない

「悩んだときは
より大きな共同体に聞け」

嫌われる勇気
自分を嫌う人がいるということは、
自由に生きている証


「人生の意味は
あなたが自分自身に与えるものだ」


2017年8月8日火曜日

幸せな新老人をめざそう

幸せな新老人をめざそう

7月18日、105才の人生を全うされた
医師 日野原重明先生は
2000年に「新老人」という概念を
打ち出された。

新老人とは75才以上の自律して生きる
あたらしい老人のことである

新老人の会でのモットーは
1.愛し愛されること
2.創(はじ)めること
3.耐えること
*ヴィクトール・フランクル 生きがいの三原則

これは先生の生き方そのものでした


そして著書*の中で
「いくつになっても、今日がいちばん新しい日、
という考え方を大切にしてきた。
そして

新たに始まる今日という日の輝きは
歳を重ねてからの方が
増しているように感じている」
とおっしゃっている
*日野原重明「いくつになっても今日がいちばん新しい日」
PHP研究所

奇しくも、これは
Charls Dederich氏*の
"Today is the first day of the rest of your life."
と同じ発想であることがわかる
*米国の薬物中毒患者救済施設設立者


先生は58才の時
よど号ハイジャック事件に遭われ
日本に戻られたとき
このいのちは与えられたいのちであり
いかに多くの人々に支えられてきたか
を実感され
この与えられたいのちを
これからは誰かのために捧げようと決心された。
*大西康之「日野原重明先生の生き方教室」日経BP社

アドラー心理学では
幸福の三原則は
1.自分が好き
2.他人を信頼できる
3.社会や世の中に貢献している
であった

先生の人生は幸福であったに違いない

健康長寿のための生き方は
「人生は一言でいえば習慣である。
身体をすこやかに保つのに役立つ習慣は
心もすこやかにはぐくみ育てる」
である

先生は仕事中心の毎日で 
自ら編み出した健康長寿の
食事法(腹6分目)や
小さな運動(階段)
睡眠法(うつぶせ寝、4~5時間)
を続けられた
*http://kimamana-topic.com/1857.html
*http://www.noraneko.tokyo/?p=490

先生から学ぶことは多く、尽きない
自律して生きる新老人をめざそう









2017年6月6日火曜日

宇宙の歴史が知りたい

宇宙の歴史が知りたい

「宇宙の歴史について
最小限のことを知りたい」
誰もが一度は思うことです

黒木瞳さんがインタビューした
宇宙物理学者 佐藤勝彦先生の
お話を聞いてみてください
優しく話してくださいます

1
宇宙物理学と宗教・哲学との違い

望遠鏡の発展で
過去のことが
見えるようになった


2
宇宙は
ゆらぎのある無から始まった

宇宙人は居るだろう
人間も宇宙人のひとり


3
宇宙ができて38万年前まで見ることができる

アインシュタインの一般相対性理論では
タイムマシーンが禁止できていない

4
ホーキングの時間順序保護仮説

ダークマター、ダークエネルギーの話


5
正体のわからないことが増えてくる

不思議、なぜ?
と考えることが大事



相対性理論が解かりたい⇒
http://tadnakada2.blogspot.jp/2016/09/blog-post_2.html