2016年9月2日金曜日

相対性理論が解かりたい

相対性理論が解かりたい

秋の夜長です

世の中には、信じがたいが事実なんだ、
ということがあります。
宇宙の誕生、生命の誕生
などです

100年前に発表され
超有名なのに
なかなか理解できなかった
アインシュタインの相対性理論
もその一つです

「相対」の意味には
どちらも正しい、
平等に価値がある、
お互い様、
という意味があるそうです
だから
相対性理論は
「互いにどちらも正しい-理論」
と言えるのではないでしょうか?

参照:「わかる相対性理論超入門」佐藤勝彦 宝島社

アインシュタインが16才で考えたことは
「光速で進む自分が持つ鏡に

顔が映るのか?」
ということです





NHKさんがいい番組を作ってくれました
「100分de名著 アインシュタイン相対性理論」
宇宙物理学者佐藤勝彦先生に
教えていただきましょう
中学生でもわかります

夜眠れなくなるほど面白いですよ
     -NHK 100分で名著より-

相対性理論

 第一回
特殊相対性理論
(高速で等速運動する時)

 part1

                                                    You Tube
アインシュタインランドの経験
高速で動いている人の世界

 part2

                                                    You Tube
最も大事な法則は
光速不変の法則
「高速で動いている地球から見て
どの方向から来た光の速度も
変わらない秒速30万Km)」
cf.地球の公転速度 30Km/sec
自転速度 463m/sec(赤道)


いわば、光速度絶対論です
これをもとに相対論ができたわけです




ガリレオガリレイの相対性原理は
「静止している場所でも動いていいる場所でも
物体の運動法則は変わらない」

アインシュタインの相対性理論は

「静止している場所でも動いているばしょでも
光の物理法則は変わらない」

どこかガリレイの理論に良く似ています

第二回 時間と空間は縮む

 part1

同時性とは何か
光時計で調べる

時間の相対論
「動いている場所では、時間が遅くなる」
二つの世界の時間を
直角三角形で関係つけられるので
ピタゴラスの定理で結論を導き出せます


 part2

「時間の遅れはお互い様」
互いに相手の時間が遅れて見える
宇宙船の時限爆弾

空間の相対論
「動いていると空間が縮む」
空間の縮みもお互い様

第三回 part1
時間と空間のおさらい

「動いているものは重くなる」

光速に近いミューオンの世界
ミューオン素粒子⇒
http://mh.rgr.jp/memo/mq0248.htm

http://tadnakada.blogspot.jp/2015/10/blog-post_8.html
 
part2


・正確な速度の足し算式

これまでの考え方では
だったのですが、

厳密には
だったのです

だから
時速80Kmの電車の中で
時速20Kmで走ると
その人の地球に対する速度は
80+20 =100Km/h
ではなく
⇒ 99.9999999999999Km/h
が正しいのです

アインシュタインの式の素晴らしさは
物質は光の速度を超えられないことが
分かることです
例えば
秒速20万Kmの宇宙船から
秒速15万Kmの小型宇宙船が飛び出しても
秒速26万2500Kmにしかなりません

・質量の定義:加速し難さ
エネルギーの正体 質量がエネルギーに変わる
太陽、原子力の原理
アインシュタインの式の実証⇒
http://tadnakada.blogspot.jp/2015/06/blog-post_13.html


沸騰する水は重くなっている


第四回 一般相対性理論
(高速加速度運動の世界)
 part1

宇宙はゆがんでいる
重力で光が曲がる

アインシュタインのひらめき
等価原理
「重力と加速度による力は等価」


「重力は空間のゆがみ」
「物は空間の歪みに沿って動く」

 part2
時空は曲がる
万有引力は空間のゆがみ
重力で空間が曲がっているので
光が曲げられる

アインシュタインの予言
ブラックホールによる時空のゆがみ

相対性理論は社会に役立っていますカーナビのGPS衛星の時計
1.高度2万キロメートルでは 
重力が地上より小さく
時計が早く進む
2.猛スピードで飛んでいるので
時計が地上より遅く進む
1.2.のため
1日あたり地上の時計より38μ秒早く進むので
11km位置がずれる
⇒遅くなるよう補正している
「わかる相対性理論超入門」佐藤勝彦 宝島社