夫の問題行動と妻の怒り
夫の問題行動(夫の帰宅が遅い)と
妻の怒りについて
野田俊作著「劣等感と人間関係」創元社
により
考えてみます
アドラー心理学では
すべての悩みは対人関係の悩みだ
と言っています
たとえば
夫が深夜遅く帰ってきたとします
仕事の付き合いではしご酒を
したのかもしれません
したのかもしれません
妻は夫に「今頃まで何していたの!!」と
激しく怒ります
怒り、恐れ、悲しみという
陰性の感情には
妻にとっていい方向に変化させようという
目的があります
そこで
夫が気づいて、すまなかったと素直に謝り
次の日から帰宅が早くなれば
健康な夫婦関係が保てます
最も望ましい解決法です
しかし
夫が妻のことが恐くなったり、
嫌いになったとします
そして夜遅い帰宅が繰り返され
問題行動が持続したとします
この時の妻の行動(怒り)を
「偽解決」
といいます
悪循環が起こり
問題行動が持続することになります
野田俊作著「劣等感と人間関係」創元社
これは
不健康な人間関係です
この悪循環から脱却するには
相手役である妻の偽解決努力(怒り)を
やめなければなりません
これは、妻の優れた戦術だと思います
妻は怒るかわりに
少しの勇気を持って
少しの勇気を持って
「早く帰ってきて欲しいの。一人で待っているのは寂しいから。」というのです
夫はそんな妻を愛しいと思うでしょう
妻と夫の関係が競争の関係、縦の関係にある場合は
妻は「そんなこと悔しくて言えません」
となります
そうではなく、
妻が横あるいは下から理性的にお願いして
夫がよく聞いてくれたとすれば
たちどころに
妻の怒りもなくなってしまいます
妻の怒りもなくなってしまいます
しかもこれは
妻が負けたことにはならないのです
クルム伊達公子さんも言っています
「強さとは
負けることを 恐れないこと」
さて!
ここで私が気が付いたことがあります。
前記の図で、立場を入れ替えてみれば
妻の怒りが問題行動で
夫の遅い帰宅が偽解決になるでは
ありませんか
世の夫よ
妻が可愛いなら
夫の偽解決行動(遅い帰宅)を改めて
解決しようではありませんか?
少しの勇気があればいいのです。
クルム伊達公子さんも言っています
「強さとは
負けることを 恐れないこと」
さて!
ここで私が気が付いたことがあります。
前記の図で、立場を入れ替えてみれば
妻の怒りが問題行動で
夫の遅い帰宅が偽解決になるでは
ありませんか
世の夫よ
妻が可愛いなら
夫の偽解決行動(遅い帰宅)を改めて
解決しようではありませんか?
少しの勇気があればいいのです。
「かわいそうな僕、私」「悪いのはあの人」
では悪循環(不健康な関係)はなくならない
大事なのは
大事なのは
「今この状況で、まだなお自分にできること
があるはずだ」
と考え、ちょっとの勇気で行動できれば
夫婦は
夫婦は
健康な対人関係に戻れるはずです。
参考
野田俊作著「劣等感と人間関係 アドラー心理学を語る3」創元社
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